今年最後のライブはこちらっ!

12/30 suarasana@幡ヶ谷club heavy sick

★★★「ミソカイヴ(晦日前夜) 2007 」★★★

●場所:幡ヶ谷club heavy sick
http://www.heavysick.co.jp/club/index2.html

●日時:12月30日(日)
open:18:30
start:19:00

●チケット:¥1700、当日¥2000(ワンドリンク別)

●出演
●suarasana●

●羊水●

2007年結成の不定形ユニット。
年齢不詳、性別不詳な人間達によって繰り出される即興幻想エンターテインメント。
メンバー皆が異なる音楽的経験値を持ち合わせ、それをゴタゴタに煮込む。そこから偶発的、必然的に生まれるものは時にキュートであり、時にグロテスクである。寺本雅一のボイス、ホーメイ、イギル(※)による叙情的且つドラマティックに構築される音環境、その中に獅子のごとくうねる三好徹のプログレッシブなベース、そしてその「場」を遊び、壊し、再構築するミニマルな浅野薫のギター。しかし全ては即興的な空気のような子宮の中のBGM。観客はいつの間にか「赤ん坊」となるかもしれない。

今回は一人ゲストをお招きしてのパフォーマンスを展開します。音楽フィールドのみにカテゴライズされないパフォーマンスを是非とも体験してください。

ホーメイとは

ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる伝統的喉歌。喉をつめたいわゆる「ダミ声」に含まれる倍音成分を口腔で強調することで、基音のドローンとその上音の倍音を同時に響かせるのを基本とする歌唱法。その不思議で豊かでどこか懐かしささえ感じる音の響きの世界に日本でも心を奪われている人が多い。

※イギルとは

ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる弓で弾く二弦の擦弦楽器。モンゴルの馬頭琴の原型という説もある非常に「素朴」な楽器であるが、ハーモニクスを巧みに使用した現地のアーティストの演奏は信じられないほど豊かな音で埋め尽くされている。ホーメイの伴奏楽器としても最重要な存在である。

●leo+asano kaoru

leo。西洋や東洋、民族を問わずあらゆる楽器で自分を表現しきる若きパーカッショニスト。始まりの一発目から痺れさせてくれる彼のパフォーマンスは、あたかも魅惑的な「芳香」のようであり、時に野生の「咆哮」を想起させる。とにかく癖になるのだ。
2007年の始めに若干19歳にしてjazzの名門Berklee音楽大学の門を叩き壊し入学。彼の地Bostonで更なる怪物へと進化を遂げているようだ。そんな彼が一時帰国する。

asano kaoru。若き音響アーティストでありコンテンポラリーギタリスト。映像作家とのコラボレーションや舞台の音楽演出など彼の才能は現代美術のフィールドでも輝き始めている。エフェクターやループマシンなどの電子機器をあたかも自身の体内に内在する臓器のごとく蠢かせる彼のパフォーマンスは情念的かつ耽美的、それでいてどこか無邪気である。どこまでも素直な彼の「産声」は、しばらくの間心を掻き乱すのをやめてくれないだろう。

そんな危うい二人の「少年」が大晦日のイヴにぶつかり合う。
一夜のセッションは単なる即興劇にあらず。。
真剣の交わりは邂逅の瞬間でもあり、同時にスリリングな公開セックスになるだろう。

※お客様へ

前売りチケットは幡ヶ谷heavy sickへ電話かメールにてお求め下さい。
TEL: 03-3466-1445
E-MAIL: club@heavysick.co.jp

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